兵庫県「地域おこし協力隊」隊員向け研修会を実施しました。

 去る8月27日(木)、28日(金)に、県内隊員向け研修会を、主催:ふるさと応援交流センター 協力:加西市 運営:当ネットワーク にて開催しました。 兵庫県の皆様には多大なるご支援を賜り、当ネットワークが運営という立場ながら、初めての事業運営ということで至らぬ点が多々あったかと思いますが、しっかりとフォローをしてくださったおかげで、何とか無事執り行うことができたと考えています。誠に、ありがとうございます。また、 加西市様には、多大なるご協力をいただき、会場使用や宿泊などについて、当方の希望を最大限かなえてくださる形で、本研修が実現しましたこと、御礼申し上げます。このように、関係各方面からのご支援があって初めて、このような研修会を実施することができたことを、本当に感謝申し上げる次第です。

それでは、研修にご参加いただけなかった方や本HPをご覧いただいている方に、どのような内容、雰囲気であったのかを少しでも感じていただけるよう、概要をご紹介をさせていただきます。

まず、1日目は、加西市にある、「アスティア加西 ねひめホール」様に最大限ご協力いただき、開催し、当ネットワーク理事 萩原が司会を務め、会を進行してまいりました。兵庫県地域創生局 企画官 木元様より開会のご挨拶をいただき、その後、開催地の加西市長からも歓迎のご挨拶を頂戴しました。その後、講義へ入ってまいります。なお、 今回は、現場での参加者と同時に、オンラインでの参加者も「Zoom」にて受け入れ、運営を行っており、会場とオンラインとのハイブリッド型形式にて開催しております。

加西市長と松木代表

 まず最初の講義は、兵庫県地域再生アドバイザーとして、700以上の地域に入られた実績をもつ 平櫛様(キタイ設計株式会社)に「地域おこしって何だろう?」というお題目で、講演をいただきました。次に、岡山県美作市の隊員OBで、全国的な隊員サポートなども行っておられる藤井様(NPO法人山村エンタープライズ)には、「全国の隊員サポートから見えた、協力隊員の戦略について」というお題で、講演をいただきました。どちらの講師様も経験豊富で、自らも地域に入っておられるからこそ、お話しできる内容で、ご参加の方から質問等もいただき、充実した内容であったかと思います。

平櫛様
藤井様

その後、選択講座へ移り、参加者様の希望講座を受講する形で会が進んでまいります。

A:コミュニティ事業をつくってみよう、B:行政の仕組みを学ぶ、C:オンライン会議システムの実習、D:見積書の作成実習

A~Dの講座を設けており、それぞれのご参加者様も自分自身に必要なものとして希望され、受講しておられたため、熱心に聞き入ってらっしゃたように感じます。また、研修等が新型コロナウイルスの影響で中止、延期になったものが多く、ようやく研修に参加できたとおっしゃっている方もいらっしました。

木元様
松木、平福

その後、グループワーク「地域おこし協力隊の自己紹介について」が行われ、参加者同士グループとなり、自分自身の自己紹介を実施→ほかの参加者にコメントをもらう→自己紹介をブラッシュアップ→再度自己紹介を行ってみる というワークを行いました。隊員の皆様は、自己紹介を行う機会が多くあり、その紹介をうまく行うことができれば、スキルアップにも伝わりますし、自分のことを正しく相手に理解してもらうことにもつながります。

自己紹介ワークショップ1
自己紹介ワークショップ2

ここで1日目の研修は終了となり、宿泊施設である「いこいの村はりま」様へ移動します。こういった状況下でも、細心の注意を払い、対策を施していただき、団体を受け入れていただきました。

 2日目は、当ネットワーク 下江の司会で会を進めてまいります。なんと急遽予定していたワークショップを変更し、グループで実際にイベントを企画し、行政の鬼課長(木元様ありがとうございました。)へ仮想提案するという内容で行われました。鬼課長の厳しい指摘に、少し戸惑いながらもブラッシュアップし、再提案にのぞむ隊員たちには、心のなかで、頑張れっ!と叫んでしまいました。また企画の中には、実際に実行できそうなものもあり、受講者の方からは、もっと時間が欲しいぐらいだったというお声もいただきました。

企画会議ワークショップ1
現場とオンライン参加組との合同チームを結成
鬼課長へ提案を行います。

最後には、大交流会 ということで、名刺交換やオンライン参加組と現場参加組との情報交換を行いました。皆さん、1日目よりも仲が深まり、ソーシャルディスタンスを保ちながら、交流をしていただきました。そして、集合写真を撮影し、本研修はお開きとなりました。

※撮影のため一時的にマスクを外しております。

ネットワークの運営側としては、多くの課題を残した研修会でしたが、参加者の皆さんに有意義でまた参加したいと思っていただけた一泊二日であったならば、ありがたく思う次第です。 新たな隊員同士のつながり、開催地とのご縁、行政とのつながり、当ネットワークとの出会うきっかけなど、様々ななにかが生まれるきっかけになってほしいと願うばかりです。今回は、本当にありがとうございました。そして、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

関連記事

ページ上部へ戻る