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しごと・就職【洲本市】近所への買い物も贅沢なツーリング

パーソナルコンシェルジュ 

池田稜さん

 

団体営業部
塩飽勇人さん

目次

株式会社ホテルニューアワジ(洲本市)
〔ホテル・レストラン経営 太陽光発電事業 風力発電事業〕

1.わたしたちの仕事 ーパーソナルコンシェルジューお客様に安心していただく営業
2.入社した経緯 ーホテルニューアワジの魅力ー
3.仕事のやりがい ーお客様からの「ありがとう」ー
4.他県から淡路島での暮らし ー海風・海鮮料理・ツーリングー
5.これからの目標 ー最高級ランクの客室係へー
6.会社のご紹介

1.わたしたちの仕事 ーパーソナルコンシェルジューお客様に安心していただく営業

【聞き手】お二人の担当業務内容を教えてください

【パーソナルコンシェルジュ 池田稜さん(以下「池田」】パーソナルコンシェルジュ、いわゆる客室係です。お泊りになられる客室のセットからお客様のお出迎え、館内のご案内、夕食、朝食のご提供まで1つのお部屋を1人で担当させていただいています。入社1年目なので、研修として昨年11月までフロント、売店など色々な部署を経験した後、念願の部署に配属が叶いました。

【団体営業部 塩飽勇人さん(以下塩飽)】旅行エージェント様に対して法人旅行や招待旅行など団体旅行をご提案するいわゆる営業を担当しています。ただ、「ホテルニューアワジ」の営業の仕事は、受注したら終わりではなく、到着時のお出迎えから宴会、お見送りまで全て担当営業の方で対応します。1人の担当が全て対応することはどこのホテルでも行っているわけではなく、お客様から安心できると喜ばれております。

2.入社した経緯 ーホテルニューアワジの魅力ー

【聞き手】入社した経緯を教えてください

【池田】小学校の頃から人を笑顔にする仕事がしたいと考えており、高校卒業の際、迷わず接客業を選択することを決めました。合わせて県外で自分の力で生活したいと思い、関西を代表するホテル・旅館グループである「ホテルニューアワジ」に就職しました。

【聞き手】数あるホテルの中で「ホテルニューアワジ」に就職しようと思った決め手は何ですか?

【池田】1人で最初から最後まで1つのお部屋を担当できる客室係があることが大きな魅力でした。また子供が大好きなので「お子様ウェルカム」な雰囲気であることも共感できました。

【塩飽】学生時代のアルバイトが回転寿司、牛丼専門店などお客様の回転率が高いお店だったことから、もっとお客様とゆっくりお話ができる仕事に就きたいと思うようになり、また生活にとって絶対必要ではないけれど、あると楽しくなる分野である旅行・レジャーに興味を持ちました。その中で大学が神戸だったこともあり、大好きな神戸に近いことより癒し感を得られる海のリゾートであることに絞って探した結果、淡路島一のホテルグループであり、様々なお客様のニーズに応えるバリエーションに富んだホテル・旅館を運営する「ホテルニューアワジ」に出会い、ここなら自信を持って働けると決めました。

3.仕事のやりがい ーお客様からの「ありがとう」ー

【聞き手】お仕事をしていてどういう時にやりがいを感じますか?

 【池田】一番はやはりお客様に「ありがとう」と言われた時です。お見送りの際笑顔で「本当にお世話になりました」と車の中から何度もおじぎをしながらお帰りになられるのを見ると、がんばってよかったなと思います。

【塩飽】最近では宿泊のご予約はインターネットが主流になりつつありますが、法人旅行などの団体旅行の分野は交渉事も多く、インターネットでは決まりにくいと考えています。そこで旅行エージェント様とのやりとりが大切になってきます。先方も予算があるため、厳しい商談となることも多々ありますが、可能な限りご要望にお応えできるよう努力することで信頼を得、次も「ホテルニューアワジ」をご利用いただけるといったリピートに繋がることに大きなやりがいを感じています。「ホテルニューアワジ」は京阪神での認知度は高いですが、地方ではまだまだ低く、逆に開拓の余地がたくさんあるとチャンスに感じています。例えば岐阜県など海のない地域に対して美しい海を誇る淡路島の中でもさらに随一のロケーションであることをアピールするなど、行く地域によってどんな旅行にニーズがあるかを探りながら日々営業活動を行っています。

【聞き手】塩飽さんは就職されて3年と伺いましたが、何か具体的な成功体験はありますか?

【塩飽】2年ほど前に兵庫県内の温泉地にご宿泊いただくと、ホテルの売店や淡路島の土産物店などで使える「おみやげ購入券」をお渡しするといったキャンペーンが実施されました。その際「おみやげ購入券」を「ホテルニューアワジ」の売店でご利用いただくことを目的としたフェアの企画を上司から一任されました。地元のデザイナーにポスターのデザインを依頼することからコラボ商品の企画・提案まで一貫して行い、結果売店の売上が大きくアップし、仕事をしていく上での自信につながりました。

4.他県から淡路島での暮らし ー海風・海鮮料理・ツーリングー

【聞き手】お二人とも他県のご出身ですが、淡路島での暮らしはいかがですか?

【池田】海がすぐ近くにあることは本当に素晴らしいと思います。仕事が終わって疲れているとき、海辺のベンチに座って海風に吹かれながら同僚と語り合っているとすごく気持ちが癒されます。休みの日はショッピングしたければ三宮まですぐだし、のんびり過ごすなら自転車で行きつけのごはん屋さんに出かけるなど気分に合わせて満喫しています。淡路島は観光地なので高級なお店も多いですが、リーズナブルな価格で食べられる穴場のお店も多くあります。とにかくどこに行っても海鮮料理が美味しく、海の近さを改めて実感しています。

【聞き手】ホテルで働いていると、同僚の方となかなかお休みが合わないのでは?

【池田】「希望休」を出して休みを合わすことはできるので、その時はレンタカーを借りて花さじきまでドライブしたりしています。季節ごとに表情を変える花畑は素晴らしく、お客様に「今こんな花が咲いていますよ」とおすすめしたりもしています。まとめて休みが取れたら、同僚と勉強を兼ねて兵庫県内の部屋食がある温泉旅館に宿泊して、客室係の方にお話を聞こうと計画をしています。

【聞き手】休日を楽しみながら色々情報収集を考えているのですね

【池田】まだまだ私自身の淡路島の情報が少ないので、お客様に美味しいお店やおすすめの観光スポットを尋ねられてもすぐに答えることができず、先輩やフロントの方を頼ってしまうことがもどかしいです。もっと勉強してお客様に私ならではのご提案ができたらと思っています。

【塩飽】お客様がお金を払ってまで来たいと思う場所なので文句なく楽しいです。淡路島は日曜日ともなるとバイクのお客様でいっぱいになるくらいツーリングの名所なので、バイクが趣味の私にとっては正にパラダイスです。近所のスーパーまで買い物に行くだけでちょっとしたツーリングになってしまうなんてすごく贅沢なことだと思います。食事の美味しさはやはり語らずにはいられません。(学生時代に飲食店激戦区の神戸に住んでいたこともあり、)人並み以上に美味しいものを知っていたつもりでしたが、海鮮を使ったメニューはやはり格別です。あとは当然ですが海水浴場が多いのも大きなポイントです。中でも知る人ぞ知る穴場の海水浴場が素晴らしいです。これはさすがにお客様には教えられないですね(笑)。休みはどうしても平日が多くなりますが、お店は空いているし何をするにも安いので、私にとってはメリットが大きいと思っています。もちろん、友人の結婚式など前もって言えば土日など休日でも休みが取れるので、本当に満足しています。

5.これからの目標 ー最高級ランクの客室係へー

【聞き手】これからのお二人の目標をお聞かせください

【池田】お客様の思い出の一部になれたらと思っています。サービスといった目に見えない、形にならない贈り物をたくさんすることで「また池田さんに会いに来るね」とリピートして下さるお客様を一人でも多く作れるよう、私ならではのおもてなしをたくさん見つけていきたいと日々努力しています。

【聞き手】具体的に何か目指す先はありますか?

【池田】「ホテルニューアワジ」の中でも最高級ランクの「ヴィラ 楽園」の客室係になりたいです。

【塩飽】「ヴィラ 楽園」とは年末年始は2年先まで予約で埋まっている特別フロアのことです。

【池田】私が尊敬している先輩が「ヴィラ 楽園」で客室係を担当されています。半数以上のお客様がリピーターであり、より高いレベルのおもてなしが求められる中で、客室係、コンシェルジュとホテル全体に対してご満足いただけていることは本当に誇らしいことです。いつか私もその力の一つになれたらと思っています。

【塩飽】「ホテルニューアワジ」を選んでいただくのはもちろん、その前にお客様、取引業者様に私を選んでいただけるようになるということが一生のテーマでもあります。自分を指名してくださる方が増えれば、またできる仕事が増えるのでやりがいも増えると思っています。

【塩飽】やはりホテルで働いている以上、ゆくゆくは支配人になりたいです。そのために今は積極的に色々な経験を積んでいきたいと考えています。

6.会社のご紹介


ホテルニューアワジ 総務部長 木場 功様

当ホテルでは旅館スタイルでは難しいと言われたインターネット予約をいち早く取り入れ、今や50%以上がインターネット予約となっています。その成功の秘訣はITの知識ではなく、おもてなしの気持ちにあったと考えています。インターネット予約は直接お客様との接点はありませんが、ホテル・旅館の宿泊は何かの記念日に来られる方も多く、おもてなしの気持ちがないとよりご満足いただける予約は成立しないと考えています。経験や知識も大切ですが、直接お客様と接する仕事であるかどうかにかかわらず、どうしたらお客様に喜んでいただけるかを一番に考え、常におもてなしの気持ちを持って行動のできる方を求めています。

株式会社ホテルニューアワジの企業概要

社名

 株式会社ホテルニューアワジ

代表者名

 代表取締役社長 木下学

本社所在地

 兵庫県洲本市小路谷20番地

電話番号

 0799-23-2200

FAX番号

 0799-23-1200

資本金

 2,000万円

創業

 昭和28年

設立

 昭和43年

従業員数

 482名(2014年8月現在)

事業内容

 ホテル・レストラン経営 太陽光発電事業 風力発電事業

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