丹波篠山市
雲部地区
基礎データ
平成31年3月 / []は10年前のデータ
- 人口839[1,051]
- 世帯数356[378]
- 18歳以下の子供の数71[107]
- 世帯数356[378]
- 閉校活用
- コミュニティビジネス
- 都市・農村交流
- 地区間連携
- サイクルツーリズム
閉校した小学校を再活用 地域コミュニティと都市・農村を”つなぐ”拠点へ
活動の様子
雲部地区の活動の様子をお届けします。
地域おこし協力隊からのレポート
高齢化が進み子どもたちが減るなか、雲部小学校の「閉校」が決定。大きな衝撃を受けました。このままではこの地域がなくなってしまう。なんとかしなければならない、という危機感が住民の間で募りました
地域住民の協同出資により、合同会社「里山工房くもべ」を立ち上げました。コミュニティカフェでは地元の農家さんが愛情たっぷりに育てたお米・野菜を使用したランチの提供しています。また農産物直売所では、雲部や丹波篠山で採れた新鮮な野菜を販売しています。元々小学校だったことから、空き教室の活用・運営にも力を入れています。現在では全ての教室が運用されており、学習塾やハンドメイドの靴工房、ハーバリウムの体験教室などにも活用されています。
雲部地区は丹波篠山市の中でも東部に位置しており、京都府との府県境にもほど近い場所です。そのような地理的条件もあり、日常生活や伝統・文化にも京文化が色濃く残っています。また、雲部の人たちはそういった古くから伝わる地域の伝統や文化を今でも大切にするとともに、地域外との交流やイベント、活動にも積極的に取り組んでいます。これからも「里山工房くもべ」がどこか”ほっこり”と息抜きができるような居場所でありながら、同時に人と人、そして地域と地域を”つなぐ”拠点にもなればと思います。
雲部地区も一員である「丹波篠山市東部六地区協議会」が2017年より発足しており、特に2019年度からはサイクリングを生かした地域づくりをめざすことが正式に決まりました。今後は地区内にとどまらず、近隣の地区と”手を携える”地区間連携の推進にも注力していきたいです
地域の拠点としての「コミュニティ」の役割と、経済循環を促進する「ビジネス」面の強化を両立させていくことです。特にコミュニティレストラン・カフェを運営する「里山工房くもべ」が中心となって、より一層の都市・農村交流を促進していきたいです。
- 2011年地域再生大作戦 (ふるさと自立計画) スタート
- 2013年11月「里山工房くもべ」 オープン
- 2017年6月篠山市(現丹波篠山市)東部6地区との連携・協働の開始
- 2019年10月〈現在の目標〉経営基盤の強化と広域連携の推進