洲本市
鳥飼・都志地区
基礎データ
平成31年3月 / []は10年前のデータ
- 人口3878[4325]
- 世帯数1732[1553]
- 18歳以下の子供の数550[601]
- 世帯数1732[1553]
- 地域食材発信
- 食育
- 漁業振興
- 飲食店連携
地域特有の生サワラ食文化の発信を通じて、地域の食文化継承と漁業振興を目指そう!
地元漁師によるサワラの捌き
活動の様子
鳥飼・都志地区の活動の様子をお届けします。
地域おこし協力隊からのレポート
明治時代以前からはじまったとされる『サワラ漁』。ここ五色地域では古くから新鮮なサワラの刺身やタタキが、漁師たちの食卓を彩ってきました。しかし、あまりにも足が早いといわれる「生のサワラ」は、これまで漁師町の人々以外では、あまり食べる機会がありませんでした。
淡路島の食文化をできるだけ多くの人々に味わっていただきたいという想いから、島の飲食店主人の協力のもと『淡路島の漁師飯』を商品化。島内の飲食店で提供し、参加店舗をマップで発信した。
地元の水産加工会社の「鮮度や美味しさを維持する加工技術と凍結技術」を活かし、「サワラの刺身」を常時流通することに成功。これにより年間を通じて生サワラ丼を安定供給でき、調理技術がない飲食店でも提供できるようになりました。また農林水産省お魚大使の「さかなクン」いわく、サワラの刺身は”刺身の王様”とも言われるそう。サワラを深く知るために製作した読本も活用し、発信していきたいです。
「淡路島牛丼」「淡路島生しらす丼」に続く、第3弾のご当地グルメとして、より多くの方に知っていただきたいです。鰆は「春の魚」と書きますが、実は一番美味しいのは脂がのった秋のサワラ。生サワラ丼だけではなく、しゃぶしゃぶやお寿司など、いろいろな食べ方を島内の飲食店さんとも連携して開発したいです。
生サワラ丼の取り扱い店を増やすことと、観光客への発信が課題です。淡路島でも一部の地域だけが昔から食べられてきたので、その他の地域の方にも魅力を知ってもらい、淡路島全体で盛り上げていきたいです。
- 2014年4月農林水産省からきた職員さんが生サワラ食文化の魅力に着目し、協議会が発足。
- 2014年5月地元の水産加工会社と連携し、生食用のサワラの安定供給化に成功。
- 2014年10月淡路島の生サワラ丼が9店舗で提供開始
- 2019年4月現在の課題:SNSやメディアなどを使った観光客への発信が課題