養父市
小佐地区
基礎データ
平成31年3月 / []は10年前のデータ
- 人口659[807]
- 世帯数244[269]
- 18歳以下の子供の数-[-]
- 世帯数244[269]
- 赤米
- 古代米
- 名草神社
赤米とともに、地域とともに 次世代を育むふるさと小佐
赤米田植え
活動の様子
小佐地区の活動の様子をお届けします。
地域おこし協力隊からのレポート
小佐地域では、奈良の都へ赤米を献上していたことを示す木簡が見つかったことをきっかけに、小学校と連携して赤米を栽培し再現する取組みを進めていました。しかし、小学校の統廃合をきっかけに、取組みの継続が危ぶまれていました。
小佐小が閉校となった今も、取組は引き継がれており、小佐地域では連携して赤米栽培や加工品づくりに取組むほか、地元の人が先生となり、ワラ草履やしめ縄の作り方を小学生に知ってもらう取組みも進めています。
小佐地域では、小学校を中心に赤米にまつわる歴史や地域文化が引き継がれています。自分たちも楽しみながら、地域の子どもたちを育み、次の世代へとつないでいく取組みとなっていることがポイントであると思っています。そのほか、妙見山や名草神社といった地域資源もあるので、さらなる活用を通じた地域の魅力創出と発信につなげていきたいです。
今後も小佐地域で赤米栽培や赤米を使った加工品づくりなどを継続しながら、家庭と地域と学校をつなぐ行事として歴史や郷土を学ぶ生きた教材として、赤米をさらに役立てていきたいです。
赤米栽培や小学生への郷土学習など、地域で必要と思うことは共有されているものの、取組を担う人の世代交代が課題です。おさごはんの会も中心メンバーが抜けたことで活動は縮小しており、継続の難しさがあります。
- 2010(H22)年「ふるさと自立計画推進モデル事業(地域再生大作戦)」が開始
- 2010(H22)年「おさごはんの会(女性を中心とした特産品開発グループ)」が活動開始
- 2014(H26)年3月「おさごはんの会」が郷土料理づくりをまとめたレシピ本を制作
- 2018(H30)年取組みの継続と世代交代が課題