がんばる地域紹介

丹波篠山市

福住地区

基礎データ

平成31年3月 / []は10年前のデータ

  • 人口1318[1630]
  • 世帯数607[643]
  • 18歳以下の子供の数135[177]
  • 廃校活用
  • 特産品開発
  • 法人化

オール福住 みんなでつくる文化と暮らしの学校

調理室「Daidokolab」

活動の様子

福住地区の活動の様子をお届けします。

  • 教室を改装したカフェ
  • 廃校後も活用を続ける福住小学校
  • 地域食材を用いた商品開発

地域おこし協力隊からのレポート

かつて宿場町の「本陣」として栄えた福住小学校が、平成27年に閉校することになりました。その校舎を有効活用すべく「福住小学校跡地活用検討委員会」を発足。25名のメンバーで検討を始めました。

平成29年4月には、若手や地域外の人も含めた15名で運用委員会を発足。実際に各教室をカフェや展示室として運用し、地域内外の人の交流を促進しています。令和元年には「NPO法人 SHUKUBA」を設立しました。

ここがすごい!

伝統的建造物群保存地区に指定された街並みは、かつて宿場町として栄えました。その頃から、福住には外部に開かれた地域性があります。京阪神にアクセスのよい立地を活かし、市外に住みながらも協力してくれる「ファンクラブ」を巻き込んでまちづくりを行っています。廃校活用や法人の運営でも、若手を中心として様々なアイデアを出す体制が根付いています。

調理室「Daidokolab」での地域食材を用いた商品開発や、空き教室のテナント利用者、シェアオフィスの開放などの活動を通して、地域に雇用を創出し、移住したくなるような魅力的な街づくりを目指します。

空き部屋のテナント利用者を受け入れるため、無理のない運営・協力体制を整えていく必要があります。NPO法人SHUKUBAが独り立ちするために、来年度以降の学校跡地の指定管理団体の獲得を目指します。

ターニングポイント

  • 平成27年
    福住小学校跡地活用検討委員会
  • 平成29年
    若手を中心とした運営委員会体制の始動
  • 令和元年
    NPO法人「SHUKUBA」の設立
  • 現在の課題
    テナントの募集や受け入れ体制が課題。指定管理団体を目指す

枯山水の庭で展示するひな祭りや、地元の農業高校と連携した福住祭、幻想的な冬のお祭り「雪花火」など、一年を通して魅力的なイベントが盛りだくさんです!