甲南女子大学八千代サテライト

甲南女子大学八千代サテライト

活動内容

【活動事例】
大学公認の部「村おこしプロジェクトCountry-Road」が6次産業化をめざして、休耕田でハーブ栽培、地元特産物の加工品開発、直売所の企画や運営支援を実施。

【拠点施設・機能紹介】
中村住民センター内に甲南女子大学八千代サテライトを開設し、学生が宿泊し、地域の農産品を加工して特産品を開発できる機能を整えました。

【活動地域の紹介】
多可町は兵庫県のほぼ中心に位置し、京都・大阪・神戸まで、車で1時間半の距離にあります。面積の8割を山林が占め、緑と水に恵まれた地域です。
多可町には3つの区があり、それぞれ「山田錦」(中区)、 「杉原紙」(加美区)、「敬老の日」(八千代区)の発祥の地と呼ばれています。
1980年代前半までは、農林業に加え、播州織、高野豆腐などの産業で栄え、1950年代には「ガチャマン景気」と呼ばれる空前の好況期を経験しましたが、現在の人口は約2万人、高齢化率は2015年の国勢調査で34%と、高齢化と人口減少が深刻化しつつあります。
1993年、平日は都市、休日は農村で生活するというドイツのクラインガルテンを模した「都市・農村交流」モデルを全国で初導入するなど、都市との交流に前向きな地域です。
特産品販売店「マイスター工房八千代」は八千代でも特に有名な施設であり、「天船(あまふね)巻き寿司」を求めて早朝から行列ができるほどです。

【活動実績】
2018年度から、八千代区の地域活性化を目的とした大学公認の部活動「村おこしプロジェクトCountry Road同好準備会」(2019年に同好会に昇格)を立ち上げ、学生の主体的な活動を推進しています。主な実績は以下の通りです。

・第六次産業化の支援
1.休耕田を活用したハーブや農産物の栽培
2.栽培したハーブや地域農産品の加工品試作と試験販売
3.農家の直売所での販売支援
・地域の祭りやイベントでの地域住民との交流
2019年度は上記に加え、医療栄養学科が地域農産品を活用したレシピの開発、瀬木研究室が留学生の地域文化体験を通じた国際交流イベントの実施に取り組んでいます。

【今後の目標】
これまで試作品販売段階で留まっている第六次産業化支援を、商品化レベルに引き上げたいと考えています。
また、2019年3月に多可町と大学が包括地域連携協定を締結したことを契機に、教職員、在学生、卒業生などより多くの関係者が多可町と積極的に関わる仕組みづくりを目指していきます。

所在地

兵庫県多可郡多可町八千代区中村215

連携大学

甲南女子大学

その他の連携大学

1.甲南女子大学医療栄養学部医療栄養学科
2.甲南女子大学文学部多文化コミュニケーション学科瀬木研究室

連携団体名

天船地域づくり委員会

活動地域

多可町八千代区

写真による紹介

  • 甲南女子大学八千代サテライト①

    ハーブの苗植え

  • 甲南女子大学八千代サテライト②

    加工品の試作(ハーブチキン)

  • 甲南女子大学八千代サテライト③

    農家の直売所での販売支援

  • 甲南女子大学八千代サテライト④

    多可町ふれあいまつりでの出展

  • 甲南女子大学八千代サテライト⑤

活動情報等に関する資料

関連リンク