がんばる地域紹介

香美町

貫田地区

基礎データ

平成31年3月 / []は10年前のデータ

  • 人口117[151]
  • 世帯数39[43]
  • 18歳以下の子供の数19[30]
  • 景観保全
  • 域学連携
  • 交流

うへ山の棚田を守っていくために

たくさんの仲間で米づくり

活動の様子

貫田地区の活動の様子をお届けします。

  • うへ山の棚田
  • 国際ワークキャンプの方たちとの稲刈り体験
  • 大学生たちとの稲刈り
  • 田植えの活動
  • 幅広い年代の仲間たち

地域おこし協力隊からのレポート

貫田地区にある棚田「うへ山の棚田」は、農林水産省の『日本の棚田百選』に選定されています。しかし、耕作者の高齢化や人口減少により、棚田の一部が休耕田となる危機を迎えました。

地域の若者たちで作られたグループ「武勇田」が中心となり、村岡高等学校や大学などとの域学連携により、農業体験や交流イベントを実施。「うへ山の棚田」を保全しています。

ここがすごい!

「武勇田」は、明確に構成員を決めず、その都度、作業できる人たちが集まる「緩い」グループです。そこが継続していける要因だと思います。  また、域学連携を行い、都市部の若者が訪れることで、地域の関心を高め、継続に繋がっています。

これから先も、「うへ山の棚田」をずっと守り続けていくことが夢です。多くの観光客の方にも来ていただきたいです。

関係するメンバーは、それぞれ本業があるため、無理なく作業できる仕組み作りが重要です。また、何十年先も見据えて、新しいメンバーを募り、新陳代謝を続けていくことが必要です。

ターニングポイント

  • 平成24年
    「うへ山の棚田」の危機を救うため、本業を持つ地域の若者たちが米づくりを行い、危機を乗り越える。
  • 平成26年
    村岡高等学校の生徒たちの田植え体験や神戸夙川大学の域学連携が始まる。
  • 平成25年
    当初の3倍の数の田を管理するようになる。また、都市部の複数の大学との域学連携が始まる。
  • 平成31年4月
    域学連携で関わっていた元学生の方が地域でスミノヤゲストハウスをオープン。活動の拠点となる。

活動内容
https://m.facebook.com/buyuuden/
スミノヤゲストハウス
https://www.suminoya55.com/home-1