がんばる地域紹介

丹波篠山市

大山地区

基礎データ

平成31年3月 / []は10年前のデータ

  • 人口1425[1586]
  • 世帯数572[548]
  • 18歳以下の子供の数179[214]
  • 中山間地域
  • 農地活用
  • 特産品開発
  • 営農法人化

山よ、緑よ、ふるさとよ 豊かな山と農地を活かした地域一体の郷づくり

改修後の大山中学校(郷づくり協議会で活用)

活動の様子

大山地区の活動の様子をお届けします。

  • 丹波國大山庄こしひかり
  • 郷づくり協議会(大山中学校内)
  • 協議会による農地整備
  • 協議会活動への評価

地域おこし協力隊からのレポート

平成18年以降ほとんど使われていなかった大山中学校の廃校舎を郷づくり協議会の事務所として改修。同時に、複数の委員会を協議会が統括する現在の組織形態が作られました。

大山の豊かな山々を活かしたイベントで、地域住民の交流を促進しています。また「大山の農業・農村を考える懇談会」を中心に、農地の整備や地域特産品の開発を進めています。

ここがすごい!

郷づくり協議会の「守備範囲の広さ」と「コミットの強さ」が地域の強みです。コミュニティづくりから農地活用、特産品開発まで地域一体でしっかり議論して進めています。平成30年には「大山の農業・農村を考える懇談会」が出資して、大規模農家と農作業を効率的に分業するための法人「アグリサポート(株)」を設立。先進的な仕組みづくりにも、他の地域より早くから取り組んでいます。

田畑から畔をなくして、地下に用水パイプラインを通すことを計画しています。畔が無くなれば年間の草刈りや水管理といった面倒な作業が大幅に削減され、生産可能な面積も増加します。

パイプラインの整備には企業の資本が必要です。雇用創出の観点からも企業の受け入れが求められます。まずは大規模農家を受け入れられるような農地を目指し、基盤整備を進めていきます。

ターニングポイント

  • 平成23年
    中学校の廃校舎を拠点に郷協の現在の組織形態が作られる
  • 平成25年
    「大山の農業・農村を考える懇談会」が発足し農地活用と特産品開発を進める
  • 平成30年
    「アグリサポート(株)」を設立。大規模農家との分業を進める
  • 令和元年
    農地の地下にパイプラインを整備して農作業をさらに効率化したい!