南あわじ市
灘山本集落
基礎データ
平成31年3月 / []は10年前のデータ
- 人口39[57]
- 世帯数17[23]
- 18歳以下の子供の数4[-]
- 世帯数17[23]
- 耕作放棄地再生
- 伝統文化の継承
- 地域コミュニティ
- 獣害対策
- 地域特産品開発
耕作放棄地で、梅の可能性を信じて〜収穫間近、これからも頑張ろう!〜
灘からの景色
活動の様子
灘山本集落の活動の様子をお届けします。
地域おこし協力隊からのレポート
電照菊の栽培など盛んな地域でしたが、時代の変化の中で耕作放棄地も増え、鳥獣害も深刻に。「この地域で暮らし続けるために、なんとかしなければ」と地域のみんなで考えパイプハウスの撤去などを始めました。
アドバイザーや大学生など地域外の人と連携して行った梅の植樹。植えて大きくするというターンがひと段落して、梅の実がつき始めました。
地域の中で、地域外から来てくれる人との交流を嫌がる人はいませんでした。毎月、全世帯が集まる集会が行われていて、顔を合わせてみんなで地域のことを考えたり声をかけあう習慣が守られ、育まれていた。地域のつながりと、若い世代が主体的に地域のことを考えられる仕組みが、活動の安定感を生んでいる。その上で地域外から訪れる人との交流を楽しみとして取り入れることで、パワーアップしているのではないかと思います。
今後は梅というアイテムを生かすソフト面を考えていく時期。梅林として観光地にするのもいいし、商品化して出荷していくこともできるので、みんなで楽しんでやっていきたいです。
活動をしていると、新たにできる人のつながりが大きな収穫だと感じています。そのつながりから次の動きが生まれたり、楽しみや喜びがある。作業の人手が欲しいかといえばそうですが、一緒に汗を流して働いて、楽しめるといっそうの励みになるなと、そんな気持ちです。
- 平成22年電照菊跡地の耕作放棄地のパイプハウスを撤去。鳥獣害も深刻な状況の中、何かできないかと思索していた。
- 平成23年地域再生アドバイザーとともにワークショップを開催。大学生と共に梅の木を植樹。
- 現在梅の実がつき始めた。梅林として観光地にしたり商品化など、新たな動きにつなげていきたい。