兵庫県が運営!移住ポータルサイト

【佐用町】佐用を日本で一番起業しやすい町にするために活動中

谷口悠一さん

佐用を日本で一番起業しやすい町にするために活動中

 私の出身地・佐用町は兵庫県の西の端にあります。大阪から、「スーパーはくと」に乗れば1時間40分くらいの距離で、意外と便利です(笑)。学生のときに大阪・東京で暮らし、Uターンして2018年5月に、佐用町に泊まれるコワーキング「コバコWork &Camp」を、弟と開設しました。地方で起きている、「人口減少」「人が集まれる場所が少ない」「ワクワクする仕事が少ない」「仕事はあるけれど偏りがあって多様性が少ない」といった問題を解消し、中心部ににぎわいを取り戻したいと思ったことがきっかけです。そこで、 おもしろいことをやりたい人が集まれる場所を作りたいと、駅前に〝泊まれるコワーキングスペース〟をオープンさせました。

コバコ店内

 コワーキングスペースにはいろんな方がいらっしゃいます。それぞれの強みをコワーキングスペースの中で取引していただいて、自分ひとりではできない仕事をみんなで取りに行ったり、仕事を分け合ったりできる場所です。

 ほかに、同窓会や飲食イベントなど、イベント場所として使ってもらえる「コバコSpace」、カフェ事業のノウハウをみなさんに提供できればとやっている「コバコCafé」、佐用町や近隣で作られている商品を販売している「コバコMarket」があります。スタート時には、クラウドファンディングで支援をいただきました。今は「コバコ」を使って、マルシェなどいろいろなイベントも開催しています

 また、佐用町に限らず地域で働きたい方が読むと役立つメディアとして、Webメディア「はたらく、さよう」を運営しています。Webデザイン事業やコンサルティング事業、起業家支援活動もやっています。目標は「佐用を日本で一番起業しやすい町にする」ことです。仕事があるにも関わらず若い人がどんどん外に出ていく要因のひとつが、仕事のアンマッチ。それを解消するため、新しい仕事を作る人が増える町になったらいいなという思いがあります。この2月には、佐用町で「さよう星降る町のビジネスプランコンテスト」を初開催。新しい仕事が生れる町になればと思っています。

関連記事一覧